2007-04-07

JASRACの2つの顔

JASRACのえげつない所業がネットで叩かれてるのをよく見るが、

これが俺にとっては本当に不思議なのだ。解けない疑問というか。

俺は出版関係仕事をしているので、歌詞や楽曲の利用申請で

JASRACとは時々やりとりをすることがある。

同じような仕事をしてる奴ならわかってくれるんじゃないかと思うんだが、

JASRAC担当者ほとんどが、ソフトで明晰で融通が利く有能な人間だ。

レスポンスは早いし、規定のなかでできるだけ安くなる方法を教えてくれたり、

仕事相手としては最上の類といっていい。

そういうJASRACと、ネットで叩かれているJASRACが同一団体というのが、どうも実感がわかない。

銭ゲバなみの回収とか、不明朗な分配とか、そういうのが嘘だといってるわけじゃない。

ただ、JASRACは2つの顔をうまく使い分けていて、

ソフトな対応というのは敵に回さないためのマスコミ対策という面もあるのかなと思う。

そういうソフトな面があることを知らないちゃんねらたちがガタガタ騒いでるだけでは、

JASRACの地位なんてビクともしないだろうよ、ということなんだ。

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