目上の人間の悪口を言ったり同僚を中傷したりする人間が嫌いです。
だけど、世の中それが普通のようで、他人を馬鹿にすることで自分のアイデンティティを確立しようとする人間が多いようです。それは、相手より自分の方が上であるという認識と、悪口を言い合うことで仲間がいるという認識によると思われます。
医療業界(特に医者)はこういう人間が多いです。看護師も負けず劣らずいいまくってますが。患者の悪口も言うのが当然の如く出てきます。まあ医療業界に限らずとも、一般の業界で顧客の悪口を言う連中も同じでしょう(自分がそうしていながら、生徒の悪口を言う教師を非難したり、患者の悪口を言う医師や看護師を非難しているようでは、知性と品性が足りません)。
ともかく、世の中そういう人間ばかりなことが、個人的にすごく問題です。第一の問題点は、自分がそれに嫌悪するために、一緒に話すことが出来ずに孤立すること、第二の問題点は、孤立した状態では仕事して行くことが困難であり、昇進も当然望めない(上司に気に入られない為)こと、です。
本来他人に意見する場合(特に批判の場合)は、少なくとも相手と同等以上の情報と論理思考をもたなければ成立しないはずなんです。一方的な主観で非難するほど愚かなことはありません。しかし、そういう人間が多いから、それが愚かだと言う人間が逆に批判される側になってしまっています。
なぜこれほどまでにモラルが低下しているのでしょうか。