「他国の政治に首つっこむ」って感覚はどうなんかね。独裁者がいたら政治介入したらダメなんかね。
「関係を維持できないから、民主主義政府以外と外交はしません」というのはもちろん一つの見識。だけど、「迷惑」と言われるのでない限り原理的には他国の政治家を陥れる権利は誰にだってあると思うしそんなものを「他国の内政に首ツッコム」とか言われたらたまったもんじゃないのであります。
「他国の内政に首ツッコムな」とかそういうこと言う国際社会つーのは、アレかね、世界の警察つーのは本質的にだらしなくて国連にでもいれて囲っておかないと信用のおけない犬同然の生きもの、という認識しかないのだろうか。ヒドイ話だなあ。世界の警察が自国との国際関係をきちんと大切にしてくれるだろうという確信も持たず自信も持てないわけだ。やれやれ。どちらかというとそこにまず問題がある気がするね。逆に、紛争現場に踏み込んで「うちの油田に手を出すなんてこの泥棒猫!」とか叫ぶ独裁政権も同じで、そういう独裁政権は、自分にとって油田なんて台所にしまっておいて後で美味しくいただこうと思っていたアジの開きぐらいの価値しかないのだ、ってことを自ら認めちゃってるのだよ。要するに相手が一個の独立した政体であり政体と政体の関係というのはモノとの関係と違って常に不定であり、従って「同じ場所にいるためには常に走り続けていなくてはならない」ということを忘れ去っているんだと思う。国を侮蔑し世界をダメにするものの考え方だと思うよ。
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