2007-03-12

努力ギャンブル」ってジャンプで言ってた

2007年15号より新連載の『バレーボール使い 郷田豪』で言ってた。

  • 主人公バレー部キャプテンいじめられてて、「才能のないやつはいくら努力しても無駄だから辞めろ」という感じで辞めさせられる。
  • それを知った豪はキャプテンを殴り、主人公に「本当に努力が報われないと思ってるのか? 努力は嫌いか?」と問いかける。
  • 主人公は「ああ努力なんて虚しいだけさ」と嘯く。「それは違うな」と豪が遮る。
  • ここでちょう脇役のオバサン先生が口を挟んで「そうよっ、努力は必ず報われるわ!」といらんこと言う。
  • 先生に向かって豪は「んなコトあるワキャないでしょーーー! 小ギレイゴト教師がーー!」と看破する。
  • ここで第1話のキモとなる台詞が豪の口から飛び出す。

実際にはっ

努力は報われるかどうかわからない!!

そういうもんだろっ

報われるかもしれないし、報われないかもしれない……

オレにはわからないとしか言えない!!

報われるなんて確証は無いしな! 逆もそうだ!

だがな! 先の見えない不安の中でやるからアツイのが努力というモノ!

必ず報われる努力なんて何の価値も無いぜ! そんなのはもはや努力じゃねー

報われないリスクを背負って進む!

実にアツイよコレ!! まさに賭け!!

狂気の沙汰!

つまり一種のギャンブルなのだ、努力ってのは……

このアツさを考えたら……

結果なんてオマケみてーなモンだぜ!

やってやろうぜ

最高にアツイギャンブルを……

オレらで……!

もうね、この台詞がこの漫画の50パーセントほどの価値を占めてるような気がする。「努力、友情、勝利」のジャンプでこういう台詞が出てくるとはね。時代だろうか。

努力ギャンブル。確かにそうかもしれない。でもギャンブルは知識と、技術と、経験で、ある程度成功率を高められるんだよな。競馬とかならデータ集めてオッズ見て。パチンコなら釘見て設定読んで。努力ギャンブル、だからこそどんな努力をするか、どうやって努力するかが大事なんだ。そういう風にこの漫画を読む子供が考えてくれたらいいんじゃないかと思った。

  • 主人公の名前がスネオなのはどうなのよと思った。 あのキャラはのび太だろ。 その引用には共感したが、たぶんドカルトと同じぐらいの週で消えると思う。 ウサギ剣も可哀相。 嗚呼無...

  • もっと良く考えればわかる事なのに、なんでそうなるかな。順を追って説明するから、以下の文章をよく読んで考えて欲しい。ちょっと長いから時間のあるときに読んでね。僕は日本人じ...

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