2007-03-12

既視感

http://anond.hatelabo.jp/20070312102201

それをデジャブと呼ぶのを知ったのはずいぶん大人になってからだ。

絵を描くときに構図が頭に浮かぶような感覚で見たことが無い風景や見たことがある風景

そしてその前後の短い時間。人の行動。言葉。ものの動き。

悔しいことに見たことあるとわかっていても、同じ通りに行動してしまう。

頭の中に溜まった経験の部品が何か面白い具合に組み合わさって現実に起こりうる事態を想定するのだと思う。

なにかの拍子に物が机から落ちるさまを想像する。

無意識下において自分が体験したかのように脳みその中にしまわれる。

ある日なにかの偶然で、その想像の通りに物が落ちる。

落下するときには自分の知らないような落ちかたはしない。

人との会話もある程度想定できる。

周りの風景も補完できる。

だから「それ」が起きた時に、ほんの短い先の未来だけ読むことができる。

子供の時はそれが楽しくていろいろな未来を見た。

未来の細切れをためておくとそれとであったときに楽しかった。

スポーツをやっていたときにも、事故に巻き込まれたときなどに役に立った。

人間のこういう予知能力はギャンブルとかでも役に立てばいいのにね。

大人になると知ってる世界ばかりでつまらない。

だから予想を裏切ってくれる人やものに期待してしまう。

記事への反応 -
  • 何かを思いついて、しばらくしてから「いやいや前にもこんなことを思いついたような」と思い直す。 誰かの考えに「すごいなぁ」と思ってから数分後に、「いやいや前にも同じことを...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070312102201 それをデジャブと呼ぶのを知ったのはずいぶん大人になってからだ。 絵を描くときに構図が頭に浮かぶような感覚で見たことが無い風景や見たことがある風...

    • あります。 だからいつどのように考えたことなのか言葉にしてブログに書いとく。 ググったら大抵似たようなことを考えてる人にも出会う。 シンクロニシティーと言えばそうなんだけど...

    • http://anond.hatelabo.jp/20070312102201 自分の体験なのか、それとも夢で見たことか、 自分の寄る辺が頼りなく感じられるような、心許ない、 足下が柔らかくなっていくような、自分が自分でない...

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