あれだけ辛くて情けなくて、悩んで迷って過ごしてきた時間と、結局たどり着くことになった結論。
その過程が最近のミスチルの歌詞に完全に先に歌われていた。あー、やっぱそういうことなのね。
思えばそんなことは思春期以降山ほどあった。自分が何かにぶつかったとき、それに関わる出来のいいものとの
接触の機会が増えるように人と社会は出来てるんだ。多分。それが特効薬になるかどうかは別として。
部屋の掃除も、運動部を続けることも、嫌いな野菜を食べることも、朝起きて夜寝ることも、
いい音楽を聴くことも、旅行に行くことも、友達と仲良くすることも、それでも付き合いにはけじめをつけることも、
「いいこちゃんがやること」「多様な生活のうちのひとつ」なんて薄っぺらいお約束なんかじゃなかったんだな。