組織の長ががよくある「○○10即」的標語をつくったとします。
「お客様満足を第一として・・・」 「今日よりよい明日を目指して・・・」
とても素敵な標語です。
しかしながらこの手の言葉を作る人は作った事自体に満足してしまって
それが運用された時の矛盾までは深くは考えないのではないかと思います。
標語は美しくとも現実は泥臭い。
人間なのだから当たり前。
そんな時に美しい標語を持ち出されても場が白けるだけです。
残念!!原理原則では人間は動きません。人間は感情で動きます。
だから「○○10即に書いてあるぞ」と主張されても
そうは問屋が卸さないでしょう。
表向きは従っても影で独裁者扱いされてしまいます。
美しい言葉に酔う長は感情でなく理性的に行動しているつもりになっているのですが
実際は自分自身もその美しい言葉に縛られているだけだということを
忘れてはいけないのだなと思いました。