出不精の僕は、誰かに誘われない限り友人を誘うことも滅多になく、誰かに誘われない限り家から出ることも面倒くさがる。
彼女が出来ても出かけるのは最初のうちだけ。新しい友達が出来ても最初だけ。
ときどき、欲しいもの(主に本と服だけ)があると、それを買うためだけに出かけて、すぐに帰ってくる。
そんなに家に篭って何をやるのかと言えば、もっぱら読書、音楽、ネット。最近は、プログラミングも少々。(おっと、あと料理もする。多少ね)
でも正直、家に篭っていてもやることなんて余り無い。いつの間にか見逃していた映画もほとんど観終えたし、やりたいことなんて無くなってきていた。
普通の人は休日に何をするんだろう?と思う。普通の人は、家に居ないのだろうか?それとも家で何か趣味に興じているのだろうか。或いは、僕と同じように、ただ空虚な時を過ごしているのだろうか。
そんなことを良く考える。取りとめも無く。
だけど、そんなことを考える自分って卑しいな、と思ったりもする。人と違うことが嫌なのか?勿論、そうじゃない。
僕は、自分のそのだらしなさを肯定したいだけなのかもしれない。自分のふがいなさを肯定したいだけなのかもしれない。