2007-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20070129153248

人は常に後ろ向きの力に引っ張られている。

「何もしなければ何も起こらない」という理屈があってもいいと思うのだが。

しかし人は、何もしなければ緩やかに死んでいく。

生きるためには食事が必要だ。食事をするためには金が必要だ。

金を稼ぐためには「何かをしなければならない」。

泳ぎ続けなければ死んでしまう魚のように。

だが、使いきれないほどの金があれば。

それは絶対的な安心感をもたらす。

「何かをしなければならない」という焦燥感とおさらばできる。

読書をしているとき、増田を見ているとき、こうやって文章を書いているとき。

俺はどうしようもなく焦燥に駆られる。

こんなことをしていていいのか。

何かをしなければならないのではないか、って。

その焦燥を感じなくなれば。

そのときは心の底から読書を楽しめると思うんだ。

だから本を買うんだよ。

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