2007-01-26

匿名でなきゃしづらい思い出話

書かなきゃいけないレポートを放ったらかして、書かなくていい匿名ダイアリーに手を出す。

小さな頃の思い出で、当時は納得出来なかったけど思い出してみると辻褄があった、という話。

小学校1年か2年の頃だったと思う。祖母に連れられてスーパーに行った。弟も一緒だった。

買い物の途中で私はトイレに行きたくなった。

祖母は弟と二人で行って来るようにと私に言ったのだと思う、とにかく弟と一緒にトイレに行った。

トイレは建物の外にあった。私は大きい方をもよおしていた。

そしてトイレに入って用を足したのだけれど、すぐにトイレから出る事はできなかった。

お尻が痛くて、しかも拭いたペーパーに血がついていたから。

子供だったのもあって、血をみた私はなんとなくこれはまずいんじゃないか、と思った。てゆーかとりあえず痛かった。

それでドア越しに弟に簡単に状況を伝えて、祖母を呼んでくるように頼んだ。祖母はすぐに来てくれた。

私のお尻をしっかりとみて、祖母は「ちょっと切れてるだけよ」と言った。

私は納得できなかった。お尻が切れてるなんて一大事じゃないか、そもそも血が出てるんだよ!痛いんだよ!

それなのにおばあちゃんはひどい。なんで切れてる“だけ”だなんていうんだ?つめたい。

数日後、祖母が母にその時の話をしているのを聞いた。

「○○(弟)が泣きそうな顔で『お姉ちゃんのお尻から血がでた!』って飛んできたのよ。慌てて行ったらお尻がちょっと切れてるだけよ。もうまったくねぇ(笑)」みたいな。やっぱり私は納得出来なかった。

今なら祖母の気持ち、わかる。

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