http://fragments.g.hatena.ne.jp/nisemono_san/20070115/1168798973
ああ、とてもよくわかる。俺も大学のときに同じような状況を経験した。
童貞だったところを、誘われてセックスして、好かれていると勘違いした。
張り切ってデートに誘ったりしたけど、そういうことではないのだ、と言われて気付いた。
俺が、これは恋愛ではないのだと気付くことができたのは、相手のことが好きだ好きだと思いながらも、どこかで違和感を感じ続けていたからだと思う(思感感思)。それまでまったく興味のなかった女の子が、一度セックスしただけで恋愛対象になってしまったことに、なんとなく居心地の悪さを覚えていた。だから、相手に「そういうことではない」と言われたときに目が覚めた。
早く気付いて本当によかった。
「手に入ったと思った瞬間にそのモノを窓に投げられてしまった」感、すごくわかる。知らなければ寂しいなりに平穏に生きられたのに、なまじその味を知ってしまったがために、寂しさで頭がおかしくなりそうになる。
「身の丈」云々という結論に至ったのも同じだ。
所詮非モテの俺が、人並みの恋愛なんかできるはずがなかったんだ、ということだろ?
わかるぜー。
でもそれが自己憐憫だということにもあんたは気付いているはずだ。
一時の慰めにはなるだろうが、それが恋愛前より説得力を持たないこともわかっているだろう。
具体的な恋愛をする前の、非モテの自己憐憫は、恋愛を経験した後ではもはや空虚だ。
まだ実感はないかもしれないが、あんたは非モテという逃げ場を失っているのだ。