2006-11-10

家訓

いくら自身が話したり書いたりしたくなるからといって、体調不良を自慢してはいけない、という家訓のある家に居る。冗談

体調不良を備忘したり、報告したり、程度は悪くない。友人知人がそういう発言をしているのを見るのは特に嫌いではないし、何か出来ることがあれば実行できる。快復の報告を読んだ後祝う言葉の一つもかけられる。素晴らしい。

「便りがないのは良い知らせ」は非 Web2.0 だと今ふと連想したがそれはともかく。

しかし自慢まで行っては駄目だ。恥ずべきことなのに。家訓は例によって冗談だが、言葉自体は肝に銘じておきたい。

ちなみに。体調不良、と書いたが、外傷の後遺症だとか、火傷で背負った悲しい皮膚とか、縫合の跡とか、彫刻刀で少し削ってしまった芸術の薬指だとか、おかしな部位にある水疱瘡の跡だとか、幼少の折り施術された各種予防接種の跡だとか、黒子に見えるが実は鉛筆の芯だとか、そういうのも自慢しては駄目だ、という家訓の詳細である。ああ、無論家訓は冗談だが。

だが最後の方になるに従って隙あらば公表したくなるのは何故だ。

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