何も考えずにページをめくると、何枚か絵が描いてある。
一年生おめでとう!みたいに成長を喜ぶ微笑ましい内容だった。
友人自身の思い出のものなのかなと暖かい気持ちで見ていたら、文字が書いてあるページに行き着いた。
途中で気づいてすぐ見るのをやめたが、本当に見てはいけないものを見てしまったと後悔した。
一年生おめでとうというのは産まれていたらの話だった。友人に似ている子供の似顔絵は、友人の子供の想像図だとわかった。
そのとき本人がいなかったのが幸いのような気がするけど、いたらいたで見なくて済んだと思うと複雑だ。
見てしまった事は本人にも言えず、ものすごい罪悪感を今も感じている。
絶対に見られたくないものだったらそういう扱いをすると思う だから見てほしかったんじゃないかな
うっかり見られたくないものを渡してしまった可能性があるとおもうので、 気づかなかったフリをしてあげてください。
人に見られたくないものだったら、それを預けたまま(しかも必ず中を開けるのをわかってて)席を外したりしないから、やっぱりあなたに見てほしかったんだと思うよ。 または、見てほ...
素晴らしい話で泣けた…。 涙が止まらない…。