2009-10-28

http://anond.hatelabo.jp/20091028120119

肝心なのは位相なんだよ。

音波は空気圧が高い低いの変動を繰り返す波で、それを打ち消すには周波数が同じで空気圧の高低が真逆の波をぶつけないといけない。すると騒音の高気圧とノイズキャンセラーの低気圧(もしくはその逆)がぶつかって消滅するというわけだ。

ただ単に周波数を合わせるだけだったら、ヘタすりゃ両者が合成されて倍加しかねないし、周波数がずれてると低いうなり音が発生してこれまた不快

だから、騒音源の波形を取り込んでキャンセラー側を真逆に同期させる必要がある。

それじゃマイクで騒音を取り込んで、空気の疎密を反転させてスピーカーから出せば万事解決じゃんよ、というわけで現在機器があるわけだ。

記事への反応 -
  • 音ってのは波だと聞いた。 波の高低が一致すればより高い波になったり、その逆もあるというのは既に実証済みらしい。詳しくはググってくれ。 この原理を利用して、騒音を消すヘッド...

    • 肝心なのは位相なんだよ。 音波は空気圧が高い低いの変動を繰り返す波で、それを打ち消すには周波数が同じで空気圧の高低が真逆の波をぶつけないといけない。すると騒音の高気圧と...

    • この原理を利用して、騒音を消すヘッドフォンは、入ってきた音(つまり今そこにある音)と逆位相の波を瞬時に(厳密にはタイムラグはあるはず)生成することで消音効果を実現しているわ...

      • CDの全周波数で録音レベル最大で記録したCDを作って、ヘッドホンアンプつけて音量最大で聞いていれば、そのうち、無音の世界に旅立てるんじゃない?

      • 耳が壊れるという意味ならそうなるが、 ならば可聴周波数帯域全て録音する必要はない。

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