世界のどこかに苦しんでいる人がいるが、
その苦しみは我々には届かない。
届けられたら困る。
そんな苦しみに向き合うだけの力はない。
そんなものとつきあっていたら、
生活することなどできない。
我々の時間は限られているので、
彼らの苦しみを無視する。
断固として。
他人の苦しみとともに生きることなど不可能だから。
だが、我々が無視していることは覚えておくべきだ。
我々は常に冷酷であり、非力であることを覚えておくべきだ。
冷酷である以上「できることがなになのか」を見極める責任がある。
無視していることによる責任が発生していると思う。
守られている以上、事態を解決する責任がある。
対価を支払うべきだ。
状況を改善するためになにかをするべきだ。