2009-02-13

[][]論理

あらゆる計算論理を支配する法則は実はたった「二つ」のシンプルなものです。

それは、「Aではない」と「Aか、Aではない」という二つの”動詞”です。これを簡単な英語

表すと「NOT(否定)」と「OR(和)」となります。

 一般的に論理演算論理積 (AND)、論理和 (OR)、否定 (NOT) の「3ロゴスクミ」という

究極世界論理の組み合わせだけで表現されるのですが、実は論理和 (OR)と否定 (NOT)の「二つ」

から、論理積 (AND)は導くことができるのです(ド・モルガンの定理)。

ところで否定は「無」であるし、「AとB、君は誰とキスをする?」はどちらかを選ぶ「可能性」と解釈できるので、

究極のところこの世界には基本として「モノが有る」のではなく、「モノが無い世界が否定されて、

モノがポっと湧きあがってきた(=可能性世界)」ということになります。論理学は、宇宙量子論を学ばずとも、

宇宙を説明できる最強学問なのですね。

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