2008-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20081208232340

世間的に一般なのは統計量のほうだと思うぞいっとくが。統計量である限り普通の人が考えるのは確率過程だ。

線形を考えるほうが珍しい。君の世界がどうかは知らんが。

しかし実際の問題を考えるにあたってどのやり方が一番とはいえないだろう。実際問題さまざまなパラメータが絡んできたら変分法か線形計画問題か凸問題を解くことがほとんどだし。効率性というのは普通はそうやって解かれている。せいぜい後使われているとして解析学で出てくるような関数を使うくらいだ。どちらかというと制御問題だから。

もうちょっと金融以外の世界を見たらどうか。

記事への反応 -
  • そうだよ。 まぁ社会を考える人もね、そういう知識をバックグラウンドに持ってていいと思うんだけどね。 金融の世界では最近ようやくself-consistentなシステムの認識が広まってきたとこ...

    • あのなー定式化あって世界が作られるんじゃなくて、世界に沿って式を作り出すんだぜ。 なんかその辺を勘違いしてそうなんだけど大丈夫?大丈夫だって言うならすまん

      • そんなの当たり前じゃん。 ただ社会系(というか文系)の人は、線形な世界で思考が止まってる人凄く多いんだよ実際。 なんでもかんでも足し算できる、と無邪気に信じてることが多い。 ...

        • 十分考えた上で足し算しても間違ってたらしょうがねーしなぁ 全然考えてなくても足し算で事足りるならそれでいいしなぁ できるだけ簡単に物事をとらえて、簡潔な表記をすることをお...

          • まーサラリーマン的にはそうなるんだけどさ(確率過程までは当然いかない)。 誰も線形が正しいことの根拠を示せずに線形でやってるのが実情でしょ。効率性の名の下にね。 結果が間...

            • 世間的に一般なのは統計量のほうだと思うぞいっとくが。統計量である限り普通の人が考えるのは確率過程だ。 線形を考えるほうが珍しい。君の世界がどうかは知らんが。 しかし実際の...

              • ちょっと齟齬があるようだけど、「線形」というのは確率過程もある意味で含んでるよ。 確率的な世界での「線形」に対応するのは正規分布。あと再生性が成り立つ確率分布を暗に前提...

            • リーマンが使うべき非線形思考の具体例とかってある?

        • 経済学には「合成の誤謬」という概念があるが その数学的・数理モデル的な根拠はあってないようなもの。 もっとも、「ミクロの経済現象の総和≠マクロの経済現象であることが経験的...

          • 合成の誤謬ってゲーム論の囚人のジレンマ的なものじゃないの? 自分だけ雇用や消費を増やすと損だがみんながそうすれば得みたいな。

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