2008-11-10

僕の知らないルール

時々、僕は単純なルールを集めて出来たかたまりなのかな、と思う。

朝起きたら必ずシャワーを浴びる。夜お風呂に入ると寝癖がひどいから。

洋服はサイズのあったものを着る。

手はポケットに入れずに、背筋を伸ばして歩く。その方が格好良い気がするから。

行きがけに知り合いを見かけたら、目の少し下あたりを見ながら明るく挨拶をする。

その方が視線がソフトに見えるらしいから。

昼食の時間になったら、同僚に声をかけて社員食堂に行く。

社員食堂で席に座るときは、人の配置が出来るだけ四角形になるように座る。

でも、どうしても人の配置が三角形になってしまうときは入り口側の席に座る。

帰宅するときは、まだ残業で残ってる人にねぎらいの声をかけて帰る。

仕事が終わらないときはいくらでも残業する。

でも体調が悪いときは、躊躇せずに休みを取る。休みを取っても後ろめたく思わない。

飲み会やら合コンやら、友達の結婚式に呼ばれたら快く参加する。

参加するからには、つまらなそうな顔はしない。その場の雰囲気を壊さないように。

時々、状況にあったルールを探すのが間に合わないこともあって

そういうときはひたすら後悔してしまうけれど、

基本的には、膨大なルールのおかげで僕は毎日安心して生きていける。

しかし、こういう生き方をしていると、

出来るだけ普通にしようとしているつもりなのに、

どうも普通幸せから縁遠くなるというか、友達とか恋人は出来ないらしい。

他の人は、どういうルールで僕を、友達とか恋人の役から除外しているんだろう?

それが、いまだに分からない。

  • >> 飲み会やら合コンやら、友達の結婚式に呼ばれたら快く参加する。 << 友達いるってことじゃないんですか? ルールがなぜ必要なのかを考えてみるといいのでは、とか思いまし...

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