ぶっちゃけると自分はいわゆるリア充だと思う。嫁と猫とそれなりに幸せに暮らしている。だが、人間はいつか死ぬ。毎日毎日何をしていても、時間が経って年を取って、死期に近付いているという事実にさいなまれ、とても怖い。今30代ですぐには死なないと思うが、親はあと何年かで死ぬかもしれない。猫も自分より先に死ぬだろう。悲しくて怖い。
死ななくても、老いることで自分は確実に人間として劣化する。そしてそれは不可逆だ。仮に精神的に成長できたとしても肉体的には必ず衰える。面倒な病気になるかもしれない。ハゲるかもしれない。太るかもしれない。ていうか確実に太りやすくなった(なので食う量を減らした)。風邪も若い頃に比べひきやすく治りにくくなった。この先どんなことをしても老化は止められない。これはどんな人も同じだ。
太陽が沈むことを悲しむものがいるのか?
「明日死ぬかも知れないのに、まるで永遠に生きるかのように毎日を生きる。それはとてもすばらしいことです」って何かに書いてあった。