2007-09-09

童話

僕の話に君は泣いたね

童話中の人たちはみんな嘘つきだって

僕は君の王子にはなれない

君にはわかってもらえないかも知れないけれども

君が僕を愛してくれたその瞬間から

僕のまぶたの裏にある星たちが一斉に瞬き始めたんだ

童話の中の君が愛したあの天使を書き換えて見せるよ

広げた両手を羽根に変えて君をやさしく包み込むように

信じて欲しい、ねえ信じてよ、僕たちは童話の中にいて

その終わりはハッピーエンドなんだ

一緒にその結末を書くんだ

http://mojim.com/htmt/1/1117-3.htm

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