犯罪はゼロには決してならないし、被害者もゼロにはならない。
数で考える人たちも、被害者へのケアが不必要だと言っているわけではない。
個別事例であーだこうだ言って、個別の事例に対してどう対処するか語るのはいい。
でも個別事例派のひとたちは、すぐにミクロな事例からマクロな対策を引き出そうとする。
それは大抵極論で、弊害が大きすぎる案だったり全く全体の犯罪量を減らす役に立たなかったりするんだ。
被害者になってしまった人を助けるのと、被害者になる人を減らすのとでは全く別の視点が必要なのに被害者をミクロに見るのが好きな人はその区別が付かないんだよね。
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