2007-03-18

確率」を「確立」と書いてしまう「確立

もう、変換ミスだなんていちいちつっこむのも面倒になっているうちに、「確率」を「確立」と書き違えるのは珍しくも何ともなくなってきているし、つっかえることなく脳内で「確率」に変換して読めるようになっている。

不思議なのは、「確率」を「確立」と間違える例はあっても、「確立」を「確率」と間違える例はほとんどないことだ。

これはなぜなんだろう。「立」が「率」の略字だとか思われているとか、「率」は頻度の低い字だから出てきたら注目するけど、「立」はスルーしやすいとかが理由なのかな。そのうち、辞典にも「元誤用だったが、今はどちらも用いる」なんて載るんだろう。

その他、ごっちゃになってしまいがちな漢字

「必要」と「必用」

「必用」って、IMEの候補には出てくるけど、滅多に使わない熟語な気がする。たまに「必用性」なんて書いている人も。「ひつよう」と「せい」で別々に漢字変換しているのかな。

「所要」と「所用」

「所要」は「こんだけ必要となる」ってこと。「所要時間10分」とか。「所用」は「ちょっとした用事、ヤボ用」ってこと。「今日は所要があって早退」なんて書いちゃっている例が目立つ。

「同志」と「同士」

「同志」は「同じ目的を達成するため、ともに活動している人」を指す。何となく革命とか共産主義のにおい。「同志よ!」と呼びかけたり。「ミハイロビッチ同志」なんて、人の後につけて敬称として使う例も稀ながらある。「同士」は「ただ単に何か共通点がある人」。「お互いはてなユーザー同士、仲良くしましょう」みたいな。「はてなユーザー」は何となく「同志」も似合いそうな気がするけど。

まとめ

「ごっちゃになってしまいそうな漢字まとめ」 だれか たのむ

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