2007-03-10

「先人に敬意を」

それはリレーのようなものである。

親から子へ、子から孫へ、先祖代々がタスキを引き継いで走っている。

「先人に敬意を」。

彼らが何をしたというのか。

走っただけだ。

そして私たちも同じように走るのだ。

なにも特別なことはない。

「先人に敬意を」と声高に叫ぶ人は、自分の息子にも「俺に敬意を払え」と言うのだろうか。

醜悪な自作自演じゃないか。

  • 醜悪でも、それが人の生きる糧。 「先人に敬意を」と言う「先人なりかけ」の人々は、 人生が「走るだけ」でも十分辛いという事を知っているから。 特別でない事と、辛くない事は同...

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