2024-05-18

富山脱出した

長いです。 

コロナ禍初期で、業績悪化や県をまたぐ移動の制限により内定取り消しあおりを食らったのだが、受け入れてくれる会社富山にあった。友達には閉鎖的だと心配されたが、そうも言っていられないし、今は令和だし同じ日本だし、大したことはなかろうと思っていた。

スキルを積ませてもらったことは感謝すべきだが、私は二度と富山に住みたくないし観光で行くこともない。友達が住むと言ったら止める。

以下の理由は、あくまで私が関わった地域のみであると思いたいが、外から来た人は本当に馴染みにくく噂されること前提なのを事前に知っていたら来なかったのに。

是非誰か、これは違うと私の富山嫌いを払拭してほしい。

閉鎖的で噂好き 

私のような県外出身独身女は本当に珍しい。とにかくジロジロ見られるし、日中歩いていたらバイクでつけられたことが何度かある。そして噂好きで詮索好き。どこで生まれたのか何歳なのかどこに住んでいるのかどこの高校を出たのか結婚しているのか子供は何人か何歳かどこの学校に通っているのか親はどういう人か同居かどうか。

全く関わりのない人があれこれ聞きまわりつつも私本人には聞かないのもどうかと思うし、聞いた話を広めるのもどうかと思うし、そういう人ばかりなのもどうかと思う。こんな文化だと思わなかったため、話したらまあ広まる。

〜さんって〜なんやってー。えーそうなん?こんな田舎来るぐらいだからよっぽどおかしい人なんやねー。

〜らしいよ。えー休みの日とかずっと家におるんやろうね〜怖いねー。

そしてその尾ひれのつきまくった噂が〜さんって〜なんやろ?と帰ってくるというオチである

基本的自分と違う価値観で生きていることは間違っている、だから噂するし、目障りならいじめて追い出す。それが当たり前の環境であった。

男尊女卑

本当に地域によると思いたいし、30代以下の世代共働きで支え合っているという話もきく。

ただつい最近まで、中小企業では女の給料フルタイムでも男より低く、手取り10万を割っていた会社もあったらしい。共働きが昔からいからこそなのだと思う。男は家計を支えるために稼ぐ、女は家計を助けるため家事育児の片手間に働く程度だから、それほど払わなくてもいい。

さすがに最近は減っていると思いたいが、今でも家事育児は女がやる。働きながらだから保育園学童保育は充実しており、子育てやす地域だと謳われている。昔は仕事をして家事をするために一旦抜け、また仕事に戻って残業、帰って残りの家事をやり、ということもあったらしい。

男は、うん。畑持ってればその世話はしているんじゃないでしょうか。さすがに。

これだけやるべきことを女に押し付け自由にしていれば、男の幸福度(県の幸福度)も上がると思う。

天気が悪い

本当に最悪。これだけでも脱出できて嬉しい。とにかく曇りが多く、その雲が分厚すぎて空が低く、光が届かない。冬は大雪だし夏は灼熱。雪国なのに公的除雪が入らないところもある。夏はフェーン現象により、9月まで蒸す暑さが続く。富山立山連峰が自慢らしくよく宣伝しているが、あの晴れた景色を撮るには大分スケジュール調整を要すると思う。

自虐的積極性がない

富山の人はすごく自虐的積極性がないと感じる。一部の話なんだろうか?

石川は格上、福井は格下、新潟は仲間じゃない。新潟北陸に含めたり含めなかったりする説があるらしい。

それ以外の県はよそもので嫌い。

コンプレックスが強く、なにもない田舎だと卑下する。別に上だか下だかどうでも良いが、卑屈も身内ネタの一つなのだろうか?

米や魚が美味く富山特有産業もあるのだから、比べずに自分自分だと思えば良い。また、不満があるなら相談するなり、調べて折り合いをつけるなりすれば良いし、知らない人に興味があるなら、噂を聞こうとせず本人に聞けば良い。こうなんだろう、こうらしい、と話しやすい人と憶測で話すのは楽しいようだが不毛だし、反感を買う。

間違っている、こうすればよいのではと指摘する人を排除するから経済的発展ができなく田舎化するのではないか

富山の良さ

よく富山の良さとしてあげられるが、持ち家率は日本一だったと思う。土地を持っている人が多いらしい。結婚したら親の近くに家を建てるのが当たり前のため、TVをつけると「お家を建てるなら〜」のCMがとても多い。近くの親が親か義親かはさておき。

そのため、一人暮らし物件を探そうとすると選択肢が少ない。が、首都圏などに比べたら圧倒的に安いのは事実であり、場所を選ばなければ5万以下で、人目を気にしなければ一人暮らしはできる。

また、世帯年収も高いらしい。3世代同居だと自動的に稼いでいる人数が増えるのだから、平均が上がるのは当たり前だと思う。貯蓄額が多いのもそれはそう。お金を使わない妻が理想的な妻なので。

この数年は、人の目を気にし陰口を恐れ、非の打ち所がない人間として振る舞うことに力を尽くしすぎた。関わってわかったのだが、彼らに明確な悪意はない。ただ自分と違うことはおかしくて、モラルとかコンプラかいものそもそも学ぶ機会が少ないのだろう。

地元のひとなら、そういう面もあるからと流せるかもしれないが、外から来た人間はどうしてその土地を愛せるだろう。

非難する権利はよそものにはないので、棲み分け必要なのだとわかった。

最後ひとつだけ。電車で向かい合わせの座席に足のせるのやめろ。靴を脱げばいいという問題ではない。見るのも、座るのも不愉快

   

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