はてなキーワード: JBICとは
http://anond.hatelabo.jp/20090701195134
>「東京都の排出権取引規制」は、大変なことになると思われる
日経だけしか報じなかったのだが、
「東京都の排出権取引規制で、確実にCO2バブルが到来する」と
この場で警告したが、これが現実のものとなりつつある。
現在、国際的なCO2価格はトン当たり3,000円程度、
日本国内の取引は
http://eco.nikkei.co.jp/NJCI/article.aspx?id=MMECq5000024082009
の日経・JBIC排出量取引参考気配値によれば、トン当たり1,800円程度。
しかし、東京都は、先述の通り
「東京都内に設置された省エネ設備」によるCO2削減しか基本的には認めない。
※細かく書くといろいろ例外はあるのだが、大筋としてはそのように理解してもらって構わない。
従って、「東京都内で削減されたCO2削減枠」というのに、非常なプレミアムが付いている。
逆に言えば、新潟の省エネ設備で削減されたCO2枠や、大分の省エネ設備で削減されたCO2枠は、
原則として東京都は「認めない」。
そのため、「新潟のCO2削減枠」や「大分のCO2削減枠」は、JBIC価格のトン1,800円程度の
「価値」しかないが、東京都内由来のCO2枠は・・・
この「都内由来のCO2削減枠」は、「日本自然エネルギー」が仲介しているのだが、
現在、「トン15,000円」の値段に対し、「買い希望が殺到してキャンセル待ち」状態らしい。
つまり、「全国価格」(1,800円)の8倍以上の価格にまで跳ね上がって、
それでも「入手困難」になっている。
巷では、「民主党政権になったら、もっと価格は暴騰するのでは?」と観測されている。