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2007-01-26

高2脳が書く文章

導入

中2脳は大人の階段を上りはじめたころに誰もが一度はやってしまう行動パターン、例の「中2病」を生み出します。

その後、進学して高2くらいになりますと、中学時代よりも学校で習う教科も増え、文章を書く機会も増加します。

すると未熟な脳は急遽増えた情報をなんとか処理し、一方で自分のちっぽけなプライドを傷つけないために、急がば猪突猛進的な思考パターンを作り出します。

これを、高2脳と呼ぶことにいたしましょう。

ところで、高2脳からは、次のような文章が生み出されることがあります。これは、私もブログチャットで見かけることがあります。

高2脳が生み出す文章にありがちな特徴

  1. 話が極端。
  2. たわいもないことを、あえて回りくどく小難しく考えようとする。
  3. 論理が飛躍しやすい。
  4. 知識不足を隠すために、抽象的で難しい用語をよく使う。
  5. ひとつの単語で多くの意味を表そうとする。
  6. 漢字変換できる部分は、できるだけ漢字で書く。
  7. 知識不足、調査不足のために根拠のない断定が多い。
  8. 個別的な事例を普遍の真理のように語る。
  9. 木を見て森を見ない。
  10. 何かと限定したがる。レッテルを貼りたがる。
  11. 結論を急ぐ。
  12. 実は解決すべき問題の論点を本人が理解していない。

高2脳にありがちな文体

  • 要するに●●は△△なだけ。
  • ■■って結局「“的外レナ比喩ガ入ル”」なんじゃないだろうか。
  • ●●はダメ、△△はダメ、■■もダメ
  • ●●は基本的に△△(基本的デナイ不正確ナ内容ガ入ル)だ/なだけだ。
  • ●●は△△でなければならない/あるべきだ。(結論づける前に、なぜそうでなければならないのかの根拠が十分に示されていない)
  • ~では●●が多い/少ない。(具体的なデータの収集はしていない。自分の印象による根拠のない断定)
  • ●●が■■からなくなることはないだろう、これは▲▲だからだ。しかし……
  • ~は●●、~は▲▲。(●●や▲▲は抽象的な概念をあらわす漢語、つまり漢語による体言止めの頻用)

困ったことに、高2脳な文章は年をとったからといって自然に治るわけでもないのです。

見渡してみましょう、あなたの周りにも現役高2脳や終わらない高2脳で書かれた文章が散らばっているはずです。

高2脳が書く文章についての注意書き

別に、「お前らバーカ高2脳なんだよ、ブログ書く暇があったら、働け!」と、言っているわけではありません。

高2脳みたいな、ありがちな思考パターンに陥ることがあるから、たゆまず思考を整理して文章を書く努力を怠らないようにしましょう、ということです。

高2脳的発想の文章をしこたま書き、それが高2脳的発想であったことに気付き、やがて誰もが納得する文章が書けるようになってくるのです。

みなさまからのお便り

お便りありがとうございます。ナルホドと思ったコメントをご紹介させていただきます。

isnotitさん:(前略)「高2的態度」は人を嫌な気分にさせるのにすばらしく効果を発揮することを知る。(後略)

私もこういった経験、つまり高2的な態度をとる人間が、自分のそのイヤラシサに気付いていない一方で、周囲の「大人」たちを苦笑いさせるシーンに幾度か遭遇して参りました。

高2的態度には、独特のもどかしいイヤラシサがありますね。若さ故の過ちなのでしょうか・・・・・・。

2007-01-24

家訓

恋愛には策略など不要だが猪突猛進は慎むべし、という家訓のある家に居る。冗談

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