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2007-09-14

http://anond.hatelabo.jp/20070914185814

ちょっと補足。

あとこれはまた抽象的な話になっちゃうけど、鳥山明は空間や立体をとらえて絵にするのがうまい

彼はもともと工業デザイナーだったからパースとか立体感覚に優れているのであって、要するに訓練の賜物だよ。逆に言えば、同じアプローチをすれば誰でもあの高みに至る可能性はある。あと、鳥山明にだって苦手意識はあった。本人が語っていたところなのだが、女性を描くのが不得意だと(あれで苦手とはにわかに信じがたいが、初期のタッチを見るとなんとなくわからないでもない)。ブルマなど相当苦労したそうだ。その点ではボーボボとかこち亀の作者なんかと変わらない。

でも、鳥山風の絵を描くマンガ家ってほとんどいないでしょ。パプワ君はわざとだし。

「ほとんどいない」には語弊があって、実際は「鳥山風」で一蹴されてしまうため日の目を見ないというほうが正確。それくらい鳥山明パイを食ってしまっていると言うことだ。これは想像だが、「何を描いても劣化鳥山になってしまう」と漫画の道を諦めた若き才能日本にはゴマンというのではないだろうか。ちなみに現役商業誌連載陣でも鳥山風のキャラ世界観を使いこなしている作家ならいるよ。弐篠重太郎とか。

まあ要するに鳥山明はいま神格化されすぎているってことだ。神の道へと至る実力と運を持っていたことは全く否定する気はないけども。私は鳥山明ベタパロディと「ヒーロー的なもの」の風刺の権化だと思っているし、アメリカンなポップアート日本風に消化したビビッドな画風が神髄だと思っているので、現状は残念でならない。

 
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