はてなキーワード: ペディキュアとは
漠然と思った。お上品というのはフェチの一種なんじゃないだろうかって。
最近あるじゃん、子供を有害情報から守れ!とか、自殺する方法をネットで公開するな!とか、エロ漫画なんて許しません!とかさ。
それに昔から子供同士のおセックスなんて許しませんみたいな純潔教育とかあるじゃん。
いや、まあ俺も経済力のない人間が子供作っちゃうのはマズイと思うし、子供をエロ本漬けにしたり硫化水素の作り方を貼って回ったり陵辱ものの漫画読むのはあんまり好きじゃないよ。
でもさあ。
そういうのを「非難する」とか「禁じるように法改正を主張する」とかってのは良くないと思うわけ。
俺さ、「スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻らせないように、ゆっくりと歩く」お嬢様とか、そういうの好きよ。学生の時、似たような教育方針で育ったしさ。
でも、絶対の正義であるのとは違うわけ。良品と不良品があって品質基準があるのとも違うわけ。
お上品であることを俺は好きだ、って主張するのは良いよ。俺も好きだよ。安心できるし。安全じゃなくて安心だけど。
お上品でないことを嫌いだって主張するのも自由だし許容されるべきだと思う。
お上品でないことを非難するのはやめた方が良いよね?それをやっちゃった時点で他人を傷つけ始めているよ?もうすでにお上品な行為ではないし。
お上品でないことを違法化しようと運動するのはもっとやめた方が良いよね?価値観の法による強制だよ?それが過去数千年に何を引き起こしたか把握してないなんてなんと教養のない田舎者なのかしら。
お上品ってのはさ、べつに正しいことの基準でもなんでもないわけ。
足の爪に塗った赤いペディキュアに魅了されるのと大して変わらない嗜好の一種に過ぎないの。
手足拘束された状態で全身にキスされたいってのと陽光の中を手を繋いで歩きたいというのは同じ。
大抵の、独自の趣味嗜好を持っている人間はわかっていることなのに、「お上品」を趣味にしている奴らだけがわかってないんだよな。
君たちは別に正しくも何ともないんだよ。俺たちを踏みにじる権利なんかやらないよ。
やって、たまるかってんだ。