2024-02-15

一般販売で良い席のチケットを売る意味

ある舞台の最前列確定チケットを一般で買えた。

嬉しかったのでポストをした。

数時間、ふと舞台についてどんなものかと知りたくて作品名で検索したら次のようなポストを見つけた。

「一般で最前列確定チケット売る意味」

否定的な意見で書いたのかはわからない。

ただの疑問かもしれない。

だが、これを見た瞬間嬉しい気持ちが一気に冷め、悪い事ではないのに悪いことのように感じた。そのため、喜びのポストも舞台に関するポストも消した。

しかし、時間が経つにつれて「他人にそんなこと言われる筋合いないわ。欲しかったのなら望み薄くても一般販売の時間にアクセスしてみればよかっただけだろ。現に私は買えてるんだからチケット買えるチャンスあったんじゃない?」と怒りにかわったのだが、不意に「あれ?もしかしてチケット販売について理解してないのか?」とも思った。

私は勝手に常識だと思っていたのだが、チケット販売の配分は基本的に主催側がしているはずである。

プレイガイドなどはあくまでチケットを売る窓口であり、チケットを売る枚数を決めるのは主催側次第だ。

複数のプレイガイドにかかっていれば、その割り振りも主催側というかチケットを管理する側が配分を決めているはずである。

これは、ライブも舞台も変わらない。

さて、ここからが本題なのだが……

チケット販売といえば「抽選」と「先着」がある。

抽選は所謂プレオーダーというやつだ。

FC先行/事務所先行/劇団先行…先行と名のつくものも【先着販売】でない限りは抽選なので、言い方を変えているだけで【決められた枠内でのプレオーダー】扱いになる。

先着は言わずもがな一般販売のこと。つまりは早い者勝ちでアクセスして、普通にチケットを買う流れである。

今回、私が買ったチケットは、

FC先行(抽選)→プレオーダー(抽選)→一般販売(先着)

の順番で売っていた。

FC先行は出演者の中に何人かがFCを持っていたので、その枠で先行抽選を行った。

そのあと、FCを持たない俳優もいるので、プレオーダーを行い、最後に一般販売である。

これを見る限り、FCに入ってる人は3回、入ってない人は2回チケットを買えるチャンスがあった訳だ。

苦言をポストしていた人にしてみれば、「プレオーダーまでして何故一般でも座席数の決まっている最前列確定チケットが出たのか。だったら、その分プレオーダーやFC先行に回せばいいのに…」という思いなのかもしれない。

だが、これに関しては主催側に聞かなければわからない。

なぜなら、先に述べているようにチケットの販売配分を決めるのは主催側だから!

ここに聞かなければ、チケット販売数の割合をどうするかなんて全くわかるわけがないのである!

(ただし、これを馬鹿真面目に問い合わせたところで色々な理由から主催側が答えられる訳もないので絶対に聞いてはいけない。聞く人はいないだろうが、念の為に記しておく。)

私のようにチケットを買う側には主催側の考えはわからないが、一般発売で最前列確定チケットが出た理由は二つ予想が立てられる。

①主催側が初めから数枚用意していた

②プレオーダーで当選した人が期限内にチケット代を払わなかった

この二つだ。

①はそのまま。一般販売向けにも用意していたからチケットがある。それだけだ。

プレオーダーまで落ちた人やプレオーダーの申込期間に間に合わず、一般発売に全てを賭ける人向けに目玉商品として置いている場合がある。

②はクレジットカードで決済する人には関係のない話だが、チケットをコンビニ払いなどで買うと期限内に支払いをする義務がある。これはプレオーダーでも同じで、当選したら期日までに支払いを済ませないと当選無効になるということだ。

そうなった場合繰り上げ当選はまずない。そのため席が空席になり、その空席分が一般に回る可能性は大いにある。

今回、FC先行やプレオーダーのチケット支払いに関してはコンビニ払い可能だったかを忘れてしまったが、もしコンビニ払いが可能だった場合は②の可能性も無きにしも非ず……といったところだろう。

何度も書くが、一般で誰もが欲しがる最前列確定チケットを売る意味なんて主催側にしかわからない。

出ないこともあるし、出ることもある。これこそまさに、【運まかせ】。

今回運良く一般でチケットが取れたことはとてもラッキーなことなので、私は気持ちを切り替えて舞台を楽しんできます。

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