異能もの最強議論
今やってる「即死チート」が振り切っていて面白いけれど
最強議論で語られる内容って
大概、作品外から枷をはめられるかどうかだけの話になってて詰まんないよね
作品内で時間制御が語られていないキャラは「時間制御が出来ない」という認定になり
「時間制御が出来る」と明記されたキャラに勝てない、と言うようなジャッジ
作品外に無限・無制限のルールがあって
作品がそれをどこまでフォローしたかだけの議論になっちゃってる
当然に制限を課した知能バトルをする作品の登場人物は弱くなる
戦闘破壊学園ダンゲロスにはこんなキャラが出る
一刀両 断(いとり たち)
能力名:先手必勝一撃必殺
抜刀の構えから自動発動し、一刀両の意思に関係なく、相手の攻撃に反応して必ず先に自分の抜刀術を当てることができる。
ただし、一撃で相手を仕留められなかった場合は一刀両はその場で割腹自殺をせねばならない。
装備:福本剣
「必中」「両断」「即死」という結果を強引に押しつける刀
最強議論に掛かれば比較的「弱い」能力だ
構えていれば必ず先制し、能力のデメリットを福本剣がカバーする
その辺のバトル作品なら最強の部類だが
しかし、相手を両断し即死させる程度の能力は、マーベル世界や、即死チートの世界では大した能力ではない
この最強議論のオカシサはハルクにすべて現れている
マンガ作品で、オンスロートと殴り合ったと表現されたため
【攻撃力】全能殺し:常時全能のオンスロートにダメージを与え、殴りまくって最終的にアーマーを完全に破壊したため
【素早さ】常時全能のオンスロートと戦闘可能なので時間無視
となる
ハルクを倒すためにはオンスロを凌駕する攻撃力が必要、という序列感
こんなん、作者が「禁書目録の世界は高次元存在を3次元の存在と思い込ませた特殊な実験世界であった」と一文書いたら評価がひっくり返る程度の与太話だぞ
まぁそういうものなんだから仕方ない そういうものとして楽しむしかないんだよ
そういう言葉遊びをする遊戯だぞ とあるについても、作者がそう書いてそう描写すれば当然そうなる