少年法が理念倒れに終わってしまう現実もある、という点は真摯に認めるとしても
少数のケースだけを見て極論に倒すのは危険だろ。厳罰化は再犯率を上げるとの論もあるぞ。
それに、先人が試行錯誤で積み上げてきた、人間の可能性への信頼を基にした制度設計を、1ケースから生じた感情論で全否定するのってどうなのよ。
世の中は変化するものである以上、更生不可能なクズとそうでないものの線引き・バランスの見直し努力は継続されるべきと思うが、
近視眼的で感情的に反応する人間の声が大きくなるほうが、得も知れない危険を感じるけどな。