とある認定NPOに対して、月1000円のサブスクリプション型の寄付をしている。もう始めて4年くらいになる。
そのNPOの活動は、とある海外の子供の人身売買をなくすというものだ。
寄付を始めてはや4年ほどになり、今年の年次報告書を読んでいたらふと気付いたことがあったので、気持ちを共有したい。
; 正直、リアルの世界で「寄付をしている」と話し始めると、聖人感が先行してまともな話にならない気がしているが、でも人に話したいので匿名ブログを使う。
始めたきっかけは、月1000円を払ってでも「寄付がどんな気持ちになるのか」が知りたかったからだ。
1〜2年目は毎月のクレカ支払いでたまに思い出す程度で、2年目の途中で「こんなもんか、何も感じないな」と辞めそうになった。
解約ページに行くと年次報告書(紙)の郵送サービスがあったので、申し込んだ。勿論PDFで見れたのだが、ぶっちゃけわざわざ見ない。
3年目は年次報告書が届いて、彼らの活動が見れて面白かったし、なぜ課題解決が難しいのか?という学びもあった。年1.2万円で年次報告書を買っている気分になって、それも悪くないなと思った。
4年目の今年は少し違った。年次報告書はあまり面白くなかったのだが、昨年からの差分がよくわかった。
彼らが活動範囲を広げようとしていること、資金繰り、寄付者の増減、昨年の活動の結果(できたこと、失敗したこと)など。
それを見て、「あ〜私はこの結果が欲しいから寄付をしたんだな」と腑に落ちた。
月1.2万円を支払って、私の欲しい未来(共感する、よりもう少し強い気持ち?)のために活動している人をサポートする。彼らの結果を見て、更にその活動を進めてほしいから更に寄付をする。
労働力を提供できればいいけれど、私は私のできる範囲でお金だけ出す。
一時義援金のようなものは、「困っている人がいるからお金を寄付する」という博愛主義的思想なのかなと思っていた。今回の寄付もそういう印象が最初は強かったが、実情は博愛主義とうより、ほしい未来があるからお金を出しているというような、もっと打算に満ちたものだった。
; こういう感情を持つと、NPO法人の広報ってのは、リターンをどう表現するか?という点で寄付者集めに重要だなと思った。
そういう話なのかなと、思いました。
ためになる増田 寄付のリターンとしてオリジナルグッズ(Tシャツとか)をくれるタイプの団体もあるんだけど、具体的な活動報告を聞ける会みたいなのを開いてくれたときのほうが個人的...