2016-05-31

1日の短さを誤魔化すのをやめた

毎日の短さを認めたら人生がスマートになった。

1日は短い。

24時間もあると考えると長いけど実際はこんなに無い。

まず睡眠時間で大分削られる。

寝付くまでの時間や目覚ましとのバトルを入れると毎日8時間は必要になる。

情弱はそんな事ない睡眠時間は削れるというけどそれはただの無知からくる勘違いだ。

そして生理的に必要な時間も多い。

風呂・トイレ・食事・髭剃り・歯磨き・瞑想・運動。

情弱はこれまた手短に済ませられると言い張るがそんなことはない。

最初は上手くいくかも知れないがいつかギリギリまでうんこを我慢した代償として盛大に漏らすことになるのがオチだ。

経験から学ぶのではなく歴史から学ばないと人間は駄目になる。

そして労働の時間だ。

AM9時~PM5時だとしても通勤の時間を考えれば10時間かかってしまう。

当然実際はもっとかかる。

整理しよう。

まず睡眠と仕事だけで少なくとも18時間が消し飛ぶのだ。

そこに諸々の必須事項を加えて残業の時間も考えると……。

1日はとても短い。

少し多めに残業をしただけでもうリフレッシュの時間なんて残らなくなってしまう。

無理をすれば何とか終わらせられると思っていた予定がすぐに崩れるのはこの1日の短さを忘れているからだ。

勉強の時間、団欒の時間、ブログ更新の時間、スプラトゥーンの時間、はてなの時間、あれもこれもと欲張っていればただ日常を過ごすだけでパンクしてしまう程に1日は短い。

その事から目を逸らして今まで生きていた。

何かあるとすぐに予定が崩れてしまい頑張りの足りなかった自分を責めていた。

だけどそれは甘い考えに基づくものだった。

1日は短い。

その事実を受け入れる勇気がないから予定が崩れていくのだ。

人生を壺にたとえまず岩を入れなさいという小咄があったが、あの壺は本当に小さい。

そしてその中には既に生きるために必要な時間がギッチリと詰められている。

中に追加で入れられるのは岩のサイズならもう1つか2つ。

石の大きさでも欲張る余裕なんてない。

そして恐ろしい事に現実は次々に壺の中へと本来自分が入れる予定のなかったものを詰め込んでくる。

その事も考慮して常に少しだけ余裕を持っていなければいけない。

そうしないと壺から何かが溢れだすか、壺が割れるかだ。

人生はそれなりに長い、だが1日は短い。

当たり前の事だが忘れてはならない。

  • 睡眠時間削ってもパフォーマンスが低下したら全く意味ないからな 個人さが大きく表れるフィジカルを誰もかれも同じだと思ってるから達が悪い

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