2016-05-26

まだ立ち上がれることの恐怖

もう限界だ。キャパオーバーしすぎてなんの作業も手がつかない。作業も複数同時進行だからどれから手を付けていいのかも分からない。もう駄目だ。それに誰かに割り振れる仕事でもない。自分一人でやるしかない。

その癖、締め切りは一週間もない。でもやらなきゃいけない作業量はゆうに何週間か掛かるだろう。

疲れた。投げ出したい。逃げたい。帰りたい。研究室に行きたくない。

でも体は研究室に向かう。投げ出せない。逃げられない。帰れない。行かざるを得ない。

もう駄目だ。もうダメなんだけど、立ち上がれてしまう。

朝起きて研究室に体が向かう。

起き上がれないような状況にならない。研究室に向かっても頭痛も吐き気も動悸も息切れも目眩もない。

研究室に行けない理由がない。作れない。

いや、多分いくらでも理由を作ってサボってしまえる。はずなのに。

体は研究室に向かう。少しでも早く終わらせようと取り掛かってる。

でも手がつかない。研究室に、ただいるだけ。

薬を大量摂取する勇気も道路に飛び出る勇気も屋上から飛び降りる勇気もない。

だからダメなんじゃないかとさえ思う。

現状どうしたら打破できるんだ。

分からない。もう疲れた。楽になりたい。でもきっと、楽になる勇気もないんだろう。

多分この先取る行動は、とにかく抱えた作業を片付けて、心が壊れそうになってもきっと、この無茶苦茶な状態をどうにか終わらせるんだと思う。

そのまま、やりきって、立ち上がれなくなったら、楽なのにな。

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