仲間を売って、自分だけ良い子の卑怯者っぷりをうっかり晒してきた。
全部「仲間」のせいで、自分は迷惑して困ってるんだ、助けてくださいと、「仲間」のやっていることをぶち壊しておいて俺は良い子の被害者面。誰がどう見ても卑怯な内通者です。本当にありがとうございました。
後悔するくらいならやらなきゃいいのに、その時は、多分・・・スッキリしたかった?構われたかった?「仲間」はその為の材料で道具だったのだと思う。意味もなくその「仲間」を軽く見ていたから。俺の為に色々犠牲にして必死に頑張ってくれている「仲間」を見下していた。こんな貢献しちゃうのキモっwwとさえはしゃいでいた。俺のことを思ってくれるメールがくれば、情緒不安定なんじゃね?などと馬鹿にする。そして、こんなクズな奴(俺)のために頑張る「仲間」は不毛で可哀想だなあと思ったり。基本的にまず自分を嘲笑しているから、息をするように他人をも嘲笑するのかもしれない。
その後、その場に同席していた女の子からメールが来た。俺が良い人間だと思われたかった相手だ。メールの内容は、その他の同席者の卑怯者っぷりと『仲間』を道具としかみていない様子を指摘して、俺が道具にして売った「仲間」を心配しているものだった。
俺が気づかなかった同席者について見抜いた彼女は、俺が晒しまくった残念な人ぶりもバッチリ見ていたということか。
更に、メール中で指摘されるまで、なんと俺は、同席者の中でもきっと俺の次に酷い某人を一番親切な素晴らしい人だと思っていた。何故って、俺が何か言えば必ず相手してくれるし、親切そうなメールくれたし。最初に実はその人は俺をなんとでもなる道具扱いしたのを俺は見た時、おかしいぞとまでは思った。しかし、その後も出現した客観的に冷静に見れば誰でもすぐに酷いと読み取れる発言と空気を、俺は自分が構ってもらうことに夢中だから何も考えずに忘れた。あまつさえ、親切な素晴らしい人へとすり替えたのだ。
俺は俺だけの妄想世界に生きている。都合の良いことだけを見て、俺の都合の良いように思う。
俺はこの世の軽重是非を知らない。売るべきでない人を売り、買うべきでない人を買う。
この内面は本当に顔に出る。美男美女の家系に生まれた俺がブサ雰囲気を漂わせている理由。