2010-12-26

2010年12月の末に

「いと暗き

 穴に心を吸われゆくごとき思ひて

 つかれて眠る」(石川啄木

あぁ、こうしてもう十年にもなるなぁ・・・

こころよく

 我にはたらく仕事あれ

 それを仕遂げて死なむと思ふ」(同)

「まれにある

 この平なる心には

 時計の鳴るもおもしろく聴く」(同)

「手も足も

 室いっぱいに投げ出して

 やがて静かに起きかえるかな」(同)

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