2010-11-20

自称「~~~病」患者

アスペルガーとか、鬱とか、なんでも代入してくれ。

大学時代、なにもかもがうまくいかなかった時期があった。

大学時代と限定してみたが、うまくいかなかったのはなにも大学の間だけじゃない。

思い返してみると小学校中学校、高校とずっとそんな感じだったのだから。

周りとうまくコミュニケーションが取れない。

どうにもうまくいかず、周囲とぶつかってばかり。

アスペルガーなんじゃないかと思った。

悩んで悩んだ末、大学カウンセリングセンターを訪ねてみた。

ここなら無料だし、医者にかかって病気じゃなくても恥をかかないですむ。

相談したところ、やはりアスペルガーではなかった。

みんな、人間ってそんなもんですよ

先生に言われた。


悲劇のヒロイン症候群たいなところがあったから、

病気じゃなかったのは少し悲しかった。

私の悪いところはすべて私のせいであることが突き付けられたからだ。

努力しているけど、どうしても病気のせいでそうなった」わけではないのだ。


ただ、それでも気持ちはすごく晴れやかだった。

もう病気なんじゃないか、とおびえなくて済む。

あいつ頭おかしいよ、ビョーキだよ」なんて言われても

ごく普通人間であることを先生保証してくれたからだ。



自称「~~~病」の患者が増えていると聞く。

だがそれは私と同じように、

普通でありたい、という保証がほしくてそうなってるのかもしれない。

  • 良い事書いた。そうなんだよな。みんな基本的には普通だと思うんだよ。 誰しもが人生に絶望したり、「死にたい」と思う事は1度や2度あって当然なんだ。 なのに、それを誰かに話せ...

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