でかい駅前などでやっている署名活動。あれがよくわからない。
たくさんの署名を集めてそれを権力者に見せつけることによって、自分の主張を実現させるってことは分かる。だが名前と住所がたくさん載っている署名にどれほどのパワーがあるのだろうか。ただの名簿じゃないか。オレみたいなどこぞの馬の骨の署名を千人分集めるより、政治家1人の口添えのほうが余程力があるだろうし。それよりも署名と一緒に募金をして、署名の代わりにその金を渡したほうが主張は余程通るような気もする。大事なのは人の気持ちよりも、それが効果的かどうかだ。でもそれはもしかしたら贈賄とかそんな類の犯罪になってしまうのかもしれない。そこでオレはひらめいた。名前と住所という個人情報がたんまり載った署名という名の名簿は、今の時代金になる。現金を渡すかわりに、その名簿を渡す。あとはそっちでどう活用してくれてもいい。だが私の主張も聞いてもらうぞみたいな。そう、大事なのは効果的な行動だ。気持ちじゃなくて金になるかどうかそこだけが問題なわけだ。
そんなわけでオレは署名より募金派だ。やはり現ナマほど実効的、効率的、実効的なものはない。もちろん募金するに足る案件なのか、そして募金する相手の素性が確かかどうか。そこはハッキリさせておきたい。だから駅前の募金にお金を落とすことはまずない。