人から何か自分の行動の不備を指摘されるたびに、あらゆる言い訳をして改善しようとしない生き方の人に対して、周囲がそれを変えようとする努力は無駄なのかな。うちの母はこのタイプの人で、自分が20ウン年間接して見てきた限りでは、家族の誰もが、母のこの性格を変えることに成功していない。
こういう人を変える上手い方法はあるだろうか。無い場合に、それでも上手く付き合っていける方法はあるだろうか。
今のところ、「ハチが人を刺す生き物であることを嘆いても仕方がない」と思うのと同じように、そういう生き物だと思って接することを基本としてきたのだが、それでも時折、「いや、人はハチとは違い、いくつになっても成長することはあるものだ」との思いも去来し、母の言動、あるいは母のこの生き方そのものに文句をたれて口論になることもある。