ttp://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090212/165571/
リンゴに関する実験結果もある。近畿大学農学部の森山達哉講師の研究によれば、農薬を使用して育てたリンゴより無農薬で育てたリンゴで、多くのアレルゲン(アレルギーの原因となる化学物質)が検出された。つまり、無農薬で栽培され病原菌や害虫から何らかの攻撃を受けた野菜や果物は、自らを守るための防御物質を多く作り出すということだ。個人差はあるが、無農薬の野菜や果物を食べた人がアレルギーを発症するリスクは、農薬を使用した作物を食べる場合よりむしろ大きくなると、ある記事では警告していた。「アレルギーの人こそ化学物質に冒されていない無農薬野菜を」などという風評とは逆の結果である。