最近は一日かけて一冊読めればいい方だし、
新刊を買っても大抵は積まれて埃をかぶってるし、
巻末のあとがきや解説を先に読んでるし、
というかそもそも文章を読むことにかなりの疲労を覚えてるし、
何も考えずに本に没頭できていたあの頃に戻りたいなぁと思うこの頃。
同じ本でも何回だって読み返せてたなぁ。
ああ、いつから「この本はこう読むべきだ」「記憶と理解が肝心」「このジャンルは云々」だとか、
そういうつまらない事を意識しながら本を読むようになったのか。
そうじゃないだろ。読書って奴はよー・・・。
というかもしかしたら自分は本当は読書が好きじゃないのかもしれない。
「本を読まなければならない」とか「本を読む奴は云々読まない奴は云々」みたいな、
変なコンプレックスが心根にあって、それが自分を読書に向かわせていたのかもしれない。
糸井重里がほぼ日かどっかで言ってた「本当はもう好きじゃないんだけど、そうとは認められないで続けている趣味」なのかもしれない(多分言ってた)。
だから何なんだって話なんだけど、
自分でもよく分からない。
すごいわかる。 いつの間にか、自分が楽しむための読書じゃなくて、ステイタスや権威のための読書になってた気がする。 働き始めて自由な時間が大幅に減ったのもあって、本以外でも...
>代わりに、だらだらネットを見てるスカスカな密度の時間が増えた。 グサッときました。 「この時間を読書に費やせばいいのに」とか積まれた本を眺めながらあああああああもう!