下手なモンは下手なんです、認めるしかありません。そっから始めましょう。
②コミュニケーション下手を公言しよう
おれがコミュ障を克服したきっかけは知り合いの自己紹介を見てだった。
「苦手なものは対人関係で、克服したいと思ってます。喋り下手ですが長い目で見て優しくしてください」
と言ってのけた知り合いがいた。とにかく「彼は人間関係がダメ」という前提を周囲の中で作ってしまおう。
これで大分楽になるし、とりあえず苦笑交じりでも笑いが取れるはずだ。
③コミュニケーションの失敗そのものを話題にしよう
二人で会話中、会話が詰まった!ヤバイヤバイ!
そこで逆転の発想「僕、会話苦手で人と話てるとすぐこんな風に詰まっちゃうんですよね・・・。
いや、不快にさせてしまったらごめんなさい。~さんはこんな時どうしてますか?」
④緊張をむしろ表に出せ
「いやー、初対面苦手でホント緊張してるんですよ」と一言先に置くだけで
その後の会話の失敗はある程度緩和される。顔合わせの飲み会なんかでは「はじめまして」の次に
コレを言う癖をつけよう。
⑤上手な会話をしようとするな
自分はコミュニケーションが苦手だ、相手に気を使ってもらってやっとだ!
・・・ということを早々に伝え、相手に「気を使わせる」会話をするのがコツ。
話題がない、と思ったら「話題振るのとかホント苦手で・・・なんか頭真っ白になっちゃうんですよね」
でいい。相手も気が楽になるから話題を広げてくれるはずだ。
ここまで書いて来たことに一貫してる内容はコレ。
自分はどうせ話ベタだ、だから相手が会話をメイキングしなければならない、
また会話をつくりやすい状況に特化しろ、ということ。
⑦一歩引くことで、相手を喋りやすくしてあげる
対話はあくまでカンバセーション。自分が「会話が苦手」と置くことで
相手は「この人相手なら下手でもとにかく会話をリードしなきゃ」と思う。それは
相手にとっても楽なことだ。会話の牽引役と受け手の役回りがしっかり決まるんだから。
⑧みんな緊張してる
会話が続かない悩みっていうのは、苦手な人ばかりが持ってるわけじゃない。
おそらく、ほとんど全ての人類に共通する悩み。
だから、それを表に出すのは恥ずかしいことじゃない。むしろ表に出しちまえ!
これだけで本当に楽になるはず。なによりこれで楽になるのはあなただけじゃない。
会話する相手も楽になる。そこから始めてみよう。
実を言えば、初対面の話題で「会話が苦手」は相当汎用性がある。
緊張するのも、苦手なのもしょうがない。さっさと認めれば本当に楽になれるもんです、自分も相手もね。