http://anond.hatelabo.jp/20100216195312
「野蛮」って語自体の意味合いはともかく、西洋近代の文脈とは少し離れた文化圏に属するぼくらは
元来野蛮人なわけですよ。そして、西洋人が我々に「野蛮人の国だな」と言ったとしたら
文化相対主義も知らない白豚がなにを吠えてやがる、と笑い飛ばせばいいわけですよ。
いいんですよ、そもそも野蛮人で。
それを海外の基準に合わせようと(それも、海外から来た洋服文化の文脈で)してみたり
挙句の果てに「海外から野蛮人と思われる」なんて危惧してみたり。
本音を言えば、多分スーツ着てるだけで失笑モンだと思いますよ、ぼくらアジアンですから。
でも、白人としてはこれ決していえないんですよ。
黒人差別同様、明確な差別になるから。黒人のダルダルファッションに対しても、白人は決して物申せない。
「だっせえ」と言うか、ちょっと皮肉るくらいが関の山で、それ以上は踏み込めないんですよ。
サベツになっちゃうから。まずこういう前提があることを認識した上で、
服を着崩したヤツが一人出て来たことを考えても、ぶっちゃけ何も起きないですよ。
スーツ着てる時点で彼らからしてみりゃ、おかしいんだから。
我々の国の文化として「着崩しはアウト」と認定するのはまぁ、内輪の問題だからどーでもいいけど
海外との対比で語るときは、そんなシンプルな図式じゃ語れないよねぇ。めんどいね。
もうみんな和服で行こうぜ。