いや三次元でも映画のキャラとかは好きになったりするし、逆に文字だけで出来ている小説の登場人物なんかも好きになるので、正確には「架空のキャラしか好きになれない」かな。
なろうと思ってそうなったわけではなく、物心付いたときからそうだった。
初恋の相手は藤子キャラ。好きになるのはいつも異性キャラなので、同性愛の気は無いみたい。
実在の人と付き合ったことは無い。だって好きにならないし、こっちが好意を抱かなくても好きになってもらえるほどのモテ要素は持ち合わせてない。
高校くらいまではよく、「好きな人居ないの? どうして居ないの?」と聞かれたりもしたけど、この場合の「好きな人」は実在の人を指すだろうってことくらいは分かったので、「どうしてか分からないけど居ない」としか答えようが無かった。
実在の人を好きになるって、どういう感覚の事を言うんだろう。
二次元キャラを好きになったときの、もうそのキャラが登場しただけで目がハート状態になって、アップの絵なんか恥ずかしくて正視できなくて、でもやっぱり見たくて、ちょっと見ては枕に顔を埋めて悶えるような(最近はそこまではあんまりしないけど)、そんな気持ち?
だとしたら、やっぱり実在の好きな人は一度も居た事がない。せいぜい仲のいい友達に抱くような、話してて楽しい、次会うのが楽しみ、という程度の感情しか抱いた事がない。
そういうのも好きの内というのなら、逆に私はバイセクシャルを名乗らなきゃいけないかもしれない。