2010-01-26

【勿忘草】ツイッター議員

ttp://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/media/346330/

あんなにも饒舌(じょうぜつ)だった民主党国会議員たちがその日、“沈黙”した。政界流行中のミニブログツイッター」。鳩山由紀夫首相原口一博総務相蓮舫議員ら20人を超える“ツイッター議員”が連日、国政への思いを強気につぶやいていた。

 しかし、小沢一郎幹事長資金管理団体陸山会」の土地購入をめぐる疑惑家宅捜索が行われた1月13日。議員たちのつぶやきが、小沢氏に及ぶことはなかった。

(略)

 その前日、ツイッターで気にかかるつぶやきがあった。NHK報道番組経営難に悩む日米の新聞社が特集され、民主党松浦大悟議員が憤っていた。「私たちが守らなければならないのは新聞社ではない。ジャーナリズムだ。新聞社がなくなると汚職が頻発するだぁ?まるで自分たちだけが世の中を守っていると言わんばかりの発言にカチンときた。新聞社がなくなってもジャーナリズムはなくならない」

 もし新聞社がなくなったら、政治家汚職に対する監視の目が減ることだけは間違いない。もちろん、ジャーナリズム新聞社だけが担うものではないが、目は多い方がよいに決まっている。もっとも、議員たちがツイッター国民の知りたい情報を積極的につぶやいてくれるのであれば、そんな目は少なくて済むのかもしれないが。

 ジャーナリズムとは、ツイッター議員たちがつぶやかない真実までも、報道するためにあるのだろう。

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