2010-01-18

民主党議員は腰抜けか 政治部長・乾正人

ttp://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100117/stt1001170253002-n1.htm

では、何にびっくりしたのか。民主党国会議員たちのあまりの腰抜けぶりに、である。

 党幹事長秘書と元秘書2人が相次いで逮捕された事態は、誰がどう考えても異常である。オフレコで聞けば、「小沢さんは辞めるべきだ」「鳩山さんはもっとしっかりしてほしい」と語る民主党議員は結構いる。しかし、実名でのコメントを求めると、「それは勘弁してほしい」となる。16日の党大会でも批判ひとつ出なかった。

 「検察ファッショだ」と思うのであれば、新党大地鈴木宗男代表が「検察の行動に二・二六事件青年将校たちの横暴のようなものを感じる」と痛烈に批判したように、堂々と異議を唱えればよい。そうでもなく、「ノーコメント」と逃げまわる議員がほとんどなのである。日ごろは威勢のいいことをテレビで吠(ほ)えている若手・中堅議員ほど口をつぐんでいる。

 そんなに小沢一郎という政治家が怖いのか。渡部恒三衆院副議長は「戦前大政翼賛会のようだ」と嘆くが、その通りだ。いざというときに物言えぬ政治家に、とても国政は任せられない。

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