昨日一人で酒を飲んでいたら、酔った男が「火を持ってないですか」と言って寄ってきた。
そこで一儲けできる可能性にピンと来た私は、100円で火を着けてやることにした。
ただし、火をくれてやったわけじゃない。
この着火ライセンスでは、他のだれかに火を渡すことまでは認められていない。
この火は私の財産なんだから、それくらいは言っていいに決まってる。
酔っ払いはそこまで聞いて、キチガイを見るような目つきになった。
それでもよっぽどタバコが吸いたかったらしく、
結局は、この契約を受け入れると言った。
気がつくと、その酔っ払いの仲間が寄ってきた。
そいつらもタバコの火が欲しかったらしい。
私がもう一儲けしてやるかと思っていたら、あろうことか、
酔っ払いが悪びれもせずに、私の火の海賊版を分け出した。
私は酔っ払いにつかみかかろうとしたけれど、
もはや手遅れで、酔っ払いが仲間に火を分け、そいつらがまた分けて、
結局あっというまに、私の火が無料で皆に行き渡ってしまった。
カッとなった私はそいつらのタバコをぜんぶ取り上げて、踏み消してやった。
そうこうしているうちに店員がやってきたので、
そのたとえは適切じゃない。 実際には著作物によって生活する必要があるし、創作というのは難しい作業だ。 タバコの火のように簡単に作れるものであるはずがない。
本質的にズレてる上に分かりにくく、そのうえユーモアさえ感じられない。 そもそも著作権みたいに、多くの人がイメージしやすいものを例える必要はない思うけどな。
なんだっけ、これ。 GNUの著作権の話だったけ?
http://www.gnu.org/philosophy/fire.html http://www.genpaku.org/fireja.html http://whym.tumblr.com/post/163878357/i-was-in-the-pub-last-night-and-a-guy-asked-me http://anond.hatelabo.jp/20091105205934