2009-12-15

刑の執行が進むにつれ、肉体の崩れが確認できるようになってきます。

刑の執行は次の通りで、女性を中心に、毎年かなりの人が処刑されています。

1日目 処刑される人はあらかじめ身動きとれないように体中を縛られ、声を出せないように猿ぐつわをはめられます。

縛られた処刑者は白い布で何重にもミイラのように全身を包まれます。一見、単なる細長い荷物のようにされます。

昼過ぎ、処刑者は数人がかりで刑場となる広場に運び込まれ、ひざ下の深さに掘った穴に立たされ、

土を埋め戻されて固定されます。

観衆の男たちは興奮して叫び声を上げ歓喜します。

すぐに周りから小石が一定間隔で投げ付けられます。

処刑者はわずかにしか動けません。

処刑者を包んだ真っ白い布は徐々に赤く染まり、1時間くらいで真っ赤になります。

激しい痛みで、最も動けるひざ辺りに負担がかかり、ひざ間接やひざ下が骨折することが多いようです。

骨折しても体は立ったままです。

石は、何人かの執行者が時を刻むように冷酷にかなりの勢いで投げ付けます。

石打ちは正確で、全身、漏れなく投げ付けられます。

夕方には、刑の執行はいったん停止されます。

2日目 朝から刑の執行が再開されます。

処刑者はまだ、動いています。

昼には、刑の執行者、観衆の昼食のため一時中断し、その後再開し、夕方まで続けられます。

夜は、刑は行われません。

3日目 朝から刑の執行が再開されます。

処刑者はまだ、動いています。

全身の布をそめた血液はかなり変色し茶色っぽく見えます。

この日の石打ちは頻度が増え、石も大きくなるようです。

昼までには、処刑者は絶命します。

肉体は、皮膚だけでなく、筋肉、骨までもがミンチのようにされてしまいます。

刑の執行が進むにつれ、布に覆われた外側からでさえ、肉体の崩れが確認できるようになってきます。

布で体中を覆うのは、破損した筋肉などが飛び散らないようにするためのようです。

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