正直にものを言うと、相手を傷つけて、結果自分も深く傷つけられる。そういうことの繰り返しに反省を重ねて、気をつけるようになって、気をつけることができるようになって、そうしたらかなり幸せな毎日をゲットできたよ!っていう、なんか胡散臭い物語がわたしのなかにはある。どうして胡散臭いかっていうと、自分を偽っている様な気がするからかなぁ。相手を大切に思うほど自分の偽りっぷりは高まっていくし、そうすると心理的な距離が縮まることはない。でも、ありのままの自分を受け入れてもらえるほど、私の「ありのまま」は人好きのするものじゃないのだな残念なことであるけれど。多くの人は「ありのままの私」に生理的嫌悪感を抱くだろう。この悩みはたぶん一般的なもので、誰でも多かれ少なかれ、なにかしら演じて日々を生きているんだろうし、自分だけが苦しいわけじゃないと思える程度には中二病は治癒したのだなぁと思うと感慨深いようなどうでもいいような。