2009-11-25

NANIKA

民主党は、『政権交代で「何か」が変わる』という国民の期待に押し上げられて、選挙に勝った。

だから、たとえ、天下り廃止の方針が恣意的基準で骨抜きにされても、年金問題に進展が見られなくても、強行採決に走っても、鳩山総理政治資金問題で自己矛盾の逃げをうっても、官房長官漢字を読み間違えても、民主党政権は揺るがない。

国民が『政権交代しても「何か」が変わることはなかった』と思わない限り、民主党政権は揺るがない。

でも、誰も『何か』の中身を知らないから、変わったかどうかなんて判断できない。

そうして、民主党政権は永く続いていくのだと思う。

『何か』の力は強大で、数十年もマスコミに叩かれ続け、国民が愛想を尽かしていたはずの自民党ですら、小泉さんがもってきた『何かが変わる』という期待によって、空前の繁栄を見た。

ただ単に古くなったモノを持ってきて、「私たち日本人が忘れてきた『何か』」と唱えれば、無難コラムテレビ番組が出来上がる。

『何か』って、何かね?

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